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院長ブログ

紫外線と日焼け止め

紫外線と日焼け止め

 

紫外線の怖さ

 

こんにちは、院長の前田です。

 

日焼け止めを塗られるのが生活の一部になっている美容IQが高い方でも、『先生、日焼け止め塗ってたのに焼けちゃいました~。どうにかなりませんか…』と言われることが多い、この時期、紫外線は最強レベル、防御してして、しすぎることはありません。

 

お天気であれば、皆さん、UVケアをしっかりとしてくださるのですが、曇りの日などは強い日差しも感じず気を抜いてしまうこともあるかと思います。

 

危険なのは曇り空、曇りの日でも油断は禁物です。

日焼けを引き起こす太陽光線は「紫外線」です。

 

 

油断大敵の紫外線

UVAとUVB、皆さん聞いたことのある言葉ですね。

ウルトラヴァイオレットAとB、「紫の外」という英語なので、紫外線という日本語になるのですが、紫外線は目に見えませんし、暑さも感じません。

 

どういうことかと言いますと、まぶしいと感じる光は可視光線(可視は視るのが可能という意味)で、熱を感じるのは太陽光線のうちの「赤外線」と言う光です。

陽射しが強く暑い日であれば、間違えなく紫外線が強い、これは分かりやすいです。

 

一方、今日は曇りで陽射しはあまりなく、そう暑くもないから、紫外線は弱いだろうと思いがちですが、それは大きな誤りです。

 

曇っていて、陽射しも暑さも感じなくても、紫外線は晴天時の80%ほど届いていると言われます。

ですので、曇りの時ほど油断大敵なのです。

 

紫外線と日焼け止め

紫外線の増加

気象庁の観測では、紫外線量は観測を開始した1990年以降、長期的な増加傾向が見られます。

 

紫外線と日焼け止め

1990年代以降地表に降り注ぐ紫外線量は増加しています。

これからも更なるUVケアが必要になります。

 

美容皮膚科医師が紫外線注意を促すのは、美白ブームだけではありません。

シミ、シワ、たるみは、紫外線の影響を強力に受けています。

 

光老化に対するエイジングケアのためと言うことも多分にありますが、様々な良性腫瘍、そして悪性腫瘍の原因にもなりますので、注意が必要なのです。

 

紫外線には悪影響しかないと思われますが、体内にビタミンDを作るという作用もあるので、一概に完全に遮断すればいいということではなく、適度に陽に当たることも実はメリットだったりします。

 

 

様々な日焼け止めを活用

飲む日焼け止め、最近では色々と購入することができます。

勘違いしている方もいらっしゃいますが、飲んだら塗らなくてよいのではありません。

あくまでも塗った上での補助の役割ですから、お間違いのないように!

 

当クリニックには、紫外線関係の動画がありますので、ぜひ参考にしてください。

 

どうでしょうか?

案外知らなかった、なるほどと思うようなこともあったのではないでしょうか?

 

できるだけ紫外線による日焼けを防ぐことが、健康と美容には欠かせません。

やってしまった…と言う場合、完全になかったことにするのは難しいですが、色々と対処はできますので、ぜひご相談ください。

光老化の正しい防ぎ方

 

シミ、シワ、たるみの原因となる光老化は慢性の紫外線傷害で、加齢による老化に上乗せの形で起こります。

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