PRP (Platelet Rich Plasma:多血小板血漿)療法とは高濃度の血小板を含む血漿を注入することで、ご自身の組織を再生し、シワやたるみなど見た目の状態を改善する再生美容治療です。
PRPはご自身の血液から採り出した血漿を濃縮して作成します。
修復機能に優れたPRPを注入することで、コラーゲン、エラスチンの生成が活発になり、40代以降の老化した弾力性のない水分保持力の衰えた皮膚が活力を取りもどし、皮膚の再生効果が期待できます。
・アレルギー反応も少なく、肌に優しい治療
・あらゆる部位に効果的
・徐々に効果が現れるため、自然な仕上がり
注入治療症例件数累計(2023年6月現在) | 1,438件 |
☑ 小ジワ、目の下や頬部のくぼみの改善
☑ たるみ・ほうれい線の改善
☑ 二キビ跡の治療
☑ 老化した肌の細胞の再生修復
☑ 肌のテクスチャー改善などのエイジングケア
☑ くぼみやたるみの改善
☑ ほうれい線やシワの改善
☑ ニキビ跡を改善
☑ 毛穴の開きの改善
患者さまご自身の血液を採取し、専用の機器で血小板が多く含まれる血漿を取り出し、皮膚に注入します。
お悩みの部位に数回にわたって針を刺しながら、PRPを少しずつ注入していきます。
注入してから2週間から半年後、徐々に細胞が活性化し、シワやたるみが改善されていきます。
TGF-β効果 | 上皮細胞増殖、血管内皮細胞の増殖、創傷治癒 |
PDGF効果 | 細胞増殖、コラーゲン産生、血管新生 |
VEGF効果 | 血管内皮細胞の増殖、血管新生 |
EGF効果 | 上皮細胞の増殖促進、創傷治癒 |
・エイジングケアがしたい方
・くぼみ・たるみが気になる方
・ほうれい線やシワが気になる方
・ニキビ跡を改善したい方
・毛穴を引き締めたい方
・局所に感染がある方、ケロイド体質の方
・同部位への注入間隔が1ケ月に満たない方
・ヒアルロン酸以外の注入剤・金属が充填されている方
・ヒアルロン他充填剤の使用によりアレルギー経験がある方
・妊娠している方
・悪性腫瘍、またはその可能性のある方
・全身状態が不安な方
・血液疾患、肝機能障害のある方
・抗凝固薬を服用している方
【① カウンセリング・診察】
・ご希望をお伺いし、治療の詳細や効果、ご質問、ご料金など詳しくご説明いたします。
↓
【② 洗顔】
・メイクや肌の汚れを全て落とします。(メイク落とし、洗顔料はご用意しております)
*スムーズに施術を行うために、なるべく薄化粧で来院して頂くことをお願いしております。(特にラメ入りのメイクは落としにくいので、施術当日は避けてください。)
↓
【③ 麻酔クリーム塗布】
・施術前に、施術を行う部分に麻酔クリームを塗ります。
・麻酔クリームは化粧品のクリームに似た感触の麻酔薬です。
↓
【④ 採血】
・ご自身の血液を採血します。
↓
【⑤ PRPの抽出】
・遠心分離機を使い、多血小板血漿(PRP)を取り出します。
↓
【⑥ 注入】
・気になるご希望の部位にPRPを注入します。
【⑦ クーリング】
・施術後、10分ほど施術部分を冷やします。冷やすことで赤みを最小限に抑えられます。
↓
【⑧ アフターケア】
・治療後に気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
・必要があるようでしたら、検診に来院いただきます。
施術時間 | 40~60分程度(注入範囲により異なる) |
術後の腫れ | ごくわずか |
麻酔 | クリーム麻酔可能 |
効果の持続 | 2~3年ほど(個人差あり) |
洗顔 | 直後より可能 |
シャワー | 当日より可能 |
メイク | 3時間後より可能 |
□ 注入当日は激しい運動、サウナ、入浴は避け、飲酒も控えてください。
□ 注入後は患部を清潔にし、指示がある場合は外用剤の塗布、内服薬の服用をしてください。
□ 注射後の紅斑、内出血などが起こることもありますが、数日~2週間で自然消退します。
□ 瘢痕化した場合は長期に及ぶ場合もあります。
□ 注入部位を不衛生な状態にすると、感染が起こる可能性があります。
□ 加工した細胞を注入し、その細胞が活性化されるまでには時間が必要で、治療効果は施術後2週間目以降~3ケ月目にわたって徐々に現れ、1年程度持続しますが、個人差があります。
□ 充填剤の治療ではありませんので、注入後すぐ効果が現れるわけではありません。即効性を求められる方はヒアルロン酸の注入など本治療と同様、安全性の高い他の治療をご選択ください。
□ 注入は医師と状態を確認しながら進めます。細胞の増殖の課程には個人差、部位差があります。
□ 同部位の追加は3ヶ月以降となります。
■料金表
メニュー | 量 | 料金 |
PRP療法 (多血小板血漿注入療法) |
3cc | ¥88,000 |
■リスク
一過性の赤みや腫脹、内出血の発現 | 3日~2週間で改善します。 |
【Q1.痛くありませんか?】
注射前に麻酔クリームを塗りますので、痛みは軽減します。
【Q2.注射で内出血はしませんか?】
毛細血管に注意して注射いたしますが、内出血の可能性はございます。
【Q3.ヒアルロン酸注射のように、注射後すぐにシワは消えないのですか?】
充填剤ではないので、注射してすぐに結果が出るのではありません。
数カ月かけて自然にシワが消えていき、お肌表面もハリが出てきます。
【Q4.自分のシワがヒアルロン酸と多血小板血漿PRPのどちらに向いているかわかりません。】
どちらの方法もメリット・デメリットがあります。
診察時に医師より、ご納得されるまで十分なご説明をいたしております。
ご遠慮なくなんでもお訊ねください。
【Q5.多血小板血漿PRP治療が出来ないケースとはどんな時ですか?】
細胞を用いる治療のため、悪性腫瘍があるケースでは多血小板血漿PRP治療は行えません。
【Q6.副作用はありますか?】
腫れ・赤み・内出血・しこり感などがあることがあります。
【Q7.治療後にまた多血小板血漿PRP治療をすることはできますか?】
もちろん可能です。
その場合は数ヶ月待ってから行います。
【Q8.注入剤が余った時は保管できますか?】
品質上保存はききません。
1回で使い切りとなります。